「通訳ガイド試験 受験レポート」vol.12 〜平成27年度:英語②〜

(前回からの続き)

大問別の傾向分析

制限時間は120分間です。大問は全部で5問です。去年までと異なり英作文がなくなったため全てマークシート形式です。去年までの過去問において英作文が突出して難しかったことを考えると易しくなったといって良いでしょう。

問題用紙が配布されてからざっと目を通して解く順番と時間配分をシミュレーションしました。並べ換え問題は時間がかかることが多いので後回しにすることにしました。大問1(15分間)→大問3(15分間)→大問4(15分間)→大問5(15分間)→大問2(30分間)ざっとこんなイメージで取り掛かりました。

大問1「日本旅館に関する英文」

を読み前置詞を補充する問題や内容一致問題でした。前置詞は dedicated (to) tourism、 (as far as)、 (besides) などの選択肢を前後の文脈からあてはめる形式です。前置詞の知識レベルとしてはセンター試験よりやや難しい程度でしょうか。

通常の英語試験(TOEIC TOEFLなど)と異なるタイプの知識が求められる問題もありました。空所補充で sliding doors(ふすま) outdoor baths(露天風呂) pocket garden(箱庭) hanging scroll(掛け軸)といった語句群から適切なものを選びなさいという形式です。通訳ガイド試験はTOEICで一定程度のスコアを保有していると英語試験が免除できます。とはいえこうした観光関連の知識は実務上必要かつ有益なので出題されているのでしょう。大問1に実際にかかった時間はシミュレーション通り約15分間程度でした。

大問2「富岡製糸場の歴史的経緯」

に関する英文を読み語句補充1題、並べ換え3題の出題でした。どんな試験でも並べ換えは時間がかかるものですが今回の通訳ガイド試験でも予想通り時間がかかりました。3問中1問は方向性が全く把握できず適当に作成せざるを得ませんでした。おそらく捨て問だったのだろうと自分を納得させました。語句補充はわりと易しめの水準でした。

内容一致問題がないため単純に並べ換え対象の英文だけを検討します。したがって読む箇所は実際あまり多くありません。並べ換えた後の文章は

and (it became necessary for the West to import raw silk from Asia).

となります。それほど難しい知識レベルではないですね。大問2は最後に回したのでゆっくりと時間をかけることができました。トータルでは30分間程度かけました。

(次回に続く)

 

KEI
【属性】京都の英会話・TOEICサークル「TEMPLE」事務局ディレクター
【性別】男性
【自己紹介】
今年度より「通訳ガイド試験」(通訳案内士試験)と「京都検定」(3・2級)にチャレンジします!「一人ではなかなか勉強が続かない」ということで仲間と「通訳ガイド対策勉強会」を設置しました。一緒に勉強してみたい!という方は当HPの「CONTACT」よりご連絡ください。